特徴と年代別のケアについて

特徴と年代別のケアについて

うさぎクラブの特徴

保育園、幼稚園、学校に通いながら、
うさぎクラブに並行通所することで、園・学校生活を支援いたします。

うさぎクラブの特徴 - 能力を伸ばす

能力を伸ばす 各々が持っている力を引き出す伸ばす

  • 単に言語力を身につけるだけでなく、生活の場面に応じて言語を活用し、
    コミュニケーションをとることを目標にします。
  • 主に言語聴覚士が言語評価を行い、評価に基づき個別の言語指導を行います。
  • 児童指導員等が行う小集団療育で、言語を活用し、
    コミュニケーションを実践します。
評価

<評価>

言語聴覚士が、聴取(きこえ)、言語理解(わかることば)、言語表出(話せることば)、発音、知能、各項目につき発達に応じた検査を行い、現在の状態を評価します。

保護者の方や併用する教育機関から聴取を行い、実生活における課題を明らかにします。評価に基づいて、各項目ごとに個別の療育計画をたてます。定期的に評価を行い、計画を数ヶ月ごとに見直していきます。

個別言語指導

<個別言語指導>

主に言語聴覚士が、一対一で個別に言語指導を行います。

興味や発達レベルに応じて個別に指導するため、各児により療育のアプローチ方法を変えることが可能です。到達目標が同じであっても、各児によって最適なアプローチ方法は異なります。言語を伸ばすためには全体の発達をみることが不可欠です。

言語聴覚士以外にも専門性の高い多職種が指導にあたることで、難聴以外にそれぞれあわせ持つ発達特性も考慮し、言語だけに限って療育するのでなく、児全体をみることを大切にしています。

うさぎクラブの特徴 - 能力を活かす

能力を活かす 最大限に力を発揮できる環境を考え、自身でプロデュースできるように

  • 主に児童指導員が集団療育を指導します。実践を通して、きく、話す、待つ、
    などの集団における基本的なコミュニケーションスキルを身につけます。
  • 集団療育の中で、他者を通じて、
    自分の特性や役割に気づいていけるように促します。
  • 成長に伴い変化する悩みに応じたフォローを継続し、
    能力を活かせる方法を考えます。
  • 同じ特性をもつ仲間、ロールモデルとの出会いを通じて、人とかかわりながら社会で活躍していく自信を育てます。
小集団

<小集団>

学んだことばを、2-3人の会話の中で実際に使ってみます。

インプット(個別指導)とアウトプット(会話)を反復することで、実生活で使える言語の獲得を目指します。

集団活動

<集団活動>

社会生活では、言語力そのものより、
“言語を使ったコミュニケーション力”が大切です。

言語という手段を活用して、考えたり、他者とコミュニケーションをとって、社会の中で活躍することを真の目標に掲げています。能力を伸ばすだけでなく、集団の中で自分の能力を活かしていける力を身につけてほしいと思っています。

年代別のケアについて

どんな人生を歩んでほしいか、
歩みたいかを一緒に考えましょう。
うさぎクラブは、成長に沿って
必要な援助を続けます。

乳児

乳児

親子の関係を築く事が大事な時期です。程度な補聴ができているかを確認しながら、お子さんとコミュニケーションがとれるようサポートします。

幼児

幼児

言語を育てるのにとても大事な時期です。個々の聴力や言語力に合わせて、集中して言語訓練を行い、就学までに必要な言語力を身につけます。

児童発達支援事業 乳児・幼児向け

きこえと言語の発達におけるゴールデンタイムです。

迷いなく、そして何よりも楽しくゴールデンタイムを過ごせるようにします。当たり前に、気軽に療育を受けられる環境作りを目指します。

保護者だけに依存せず、療育という選択肢を増やすことで、お子さんとご家族の生活の選択肢も広げてほしいと思います。

小学生

小学生

保護者と離れて、友達や周りの人とのかかわりが増えてくる時期です。心身の著しい成長に細やかに対応し、身につけた言語力を生かしてコミュニケーション力を育てます。

中高生

中高生

対人関係が複雑になり、生き方やアイデンティティーを模索する時期です。悩みを共有できる仲間とふれあいながら、進学や就労をイメージします。

放課後等デイサービス 小学生・中高生向け

難聴を含めた自分の特性を、自分自身で知るきっかけを作ります。難聴のために苦手なこと、難聴に関わらず得意なこと、難聴だからこそできることを考えます。

自分の特性を相手に説明する力、周りを巻き込み動かす力を身につけ、自分を発揮できる環境を作れるようにします。

同じ特性を持つ仲間との出会いを通して、自己肯定感や自信、アイデンティティーの獲得を目指します。