うさぎクラブについて

うさぎクラブについて

うさぎクラブの理念

子供は、状況に応じて周囲の音や会話をききながら言葉を覚えていきます。
そのため、難聴があると言語力が遅れがちになり、言葉を使ってコミュニケーションをとったり、
考えることが苦手になる場合があります。

言語発達のピラミッド

難聴は目に見えないため周囲がその困難を想像しにくく、またきこえにくいことが当たり前なので、
本人も何に困っているかわかりづらいという問題があります。
自分の特性を理解し、それを周囲にわかってもらい、必要な助けを求められることが大切です。
うさぎクラブでは「きこえ」を活用し、言語力、コミュニケーション力を育てることを目標にします。
難聴を含めた個人の特性を生かし、周囲と共存して社会で活躍する方法を考えます。
難聴児が社会で活躍する日まで、継続して安心できる居場所でありたいと思います。

うさぎクラブの療育

対象者について

きこえ、ことば、発話に
課題をもつ0〜18歳の方

難聴や聴覚障害のあるお子さん、
発音訓練が必要なお子さん

療育の内容について

インクルーシブ教育支援

保育園、幼稚園、学校に通いながら、うさぎクラブに並行通所できます。特別支援学校...

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オーダメイド療育

うさぎクラブでは、各自の持っている聴力を最大限に活用して、聴覚口話を中心の療育を...

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家族支援

子どもの療育において家庭や家族の果たす役割は極めて大きく重要で、欠かせません。し...

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切れ目のない支援

就学や生活言語獲得が目標ではありません。社会へ出て、それぞれが目指す形で生活を...

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ピア・グループ

社会的自立、社会での活躍には、学童期後半から思春期の経験が大きく影響します。そ...

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職員の紹介

うさぎクラブでは、専門性の高い多職種のスタッフによるチーム療育を行なっています。

医師

医師

耳科、聴覚を専門とする医師が療育プラン作成や評価、及び聴覚管理に関わっています。臨床遺伝専門医として遺伝学的検査を含めた難聴の原因診断、補聴器適合判定医として補聴器の相談や、人工内耳手術を含めた耳科手術まで行なっておりますので、医学的観点から子どもそれぞれに合った療育の相談が可能です。

言語聴覚士

言語聴覚士 ST

小児発達に精通した複数の言語聴覚士を中心に、評価を行い、療育プランを作成し、療育を実施いたします。言語発達のためには認知や運動発達などの基礎が重要です。一貫して言語聴覚士が携わることで、言語発達に必要な系統だった療育を可能にします。

児童指導員

児童指導員 保育士・教師等

子どもの心身の健やかな発達は全ての土台になります。未就学児には、保育士が発達年齢に応じた遊びを通して、子どもや親子の関係にアプローチします。学童には、学校生活や集団生活を知る教師が、勉強のフォローや、集団療育を通して学校生活を支援いたします。

作業療法士

作業療法士 OT

言語を習得していくためには、きく姿勢、構音機関の運動発達、手指の巧緻性など、聴覚という入力機能以外にも様々な能力が必要になります。作業療法士が関わり、姿勢や運動のバランスなどを評価し、療育や日々の生活における注意点をお伝えいたします。